このクルマがルノーを諦めさせたランチア ラリーであります。 1984年にモンテカルロ ラリーでワルター ロールが乗って優勝したクルマのレプリカです。 タミヤ模型のラジコンにこのカラーリングのラリーがありデカールを拡大して看板やさんに頼んでペイントしてもらった。(元の色は赤) リアースポイラーはクルマに付属するが、取り付けると後方視界は絶望! 白バイがいてもわからずよく捕まった(笑) このクルマを最後に4輪駆動の時代に入るが、2輪駆動としては完成されていて、この年、アウディー クアトロ(4躯)と激闘の末ワールドチャンピオンなったぐらい操縦性は非常に良い。 クルマのサイズ、重量バランスが良いのでコーナーでもコントローラブル、アクセルで姿勢を自由に変えられ安定している。 メーカーはランチア、ボディーはピニンファリーナ、エンジンはアバルトとこれほどそそる組み合わせは、このクルマがストラトスとともに、いまだに人気の理由。 今では本物のワークスカーが日本にもあるが、当時、このカラーリングは1台しかなく、カーグラフィックを始めほとんどのクルマ雑誌に登場した。 カスタマイズ コンテストやショーにも駆り出され数々の賞もいただいた。 街中でも十分走れるので、よく渋谷などに買い物に行ったが、停まるたびに黒山の人だかり! クルマに無知な買い物のおばさんでも、すごいくるまだね〜とか、デパートの駐車場では係員が特別の場所に停めさせてくれたりと、どこでも注目度はすごかった! このクルマもカスタマイズに明け暮れて給料は殆どクルマに消えた・・・そんな時もありました。 サンク ターボも1981年のモンテカルロラリーに優勝しているので、2台のグループB、モンテカルロ ウイニングカーに乗れたのは幸せだった。