久々に、TSUTAYAでレンタル映画鑑賞。今回は、1995年、日米独合作『スモーク』。ニューヨーク、ブルックリンのタバコ屋に集まる人々の日常を、過去と現在、嘘と本当を織り交ぜながら描いた味わい深い人間ドラマ。たいしたストーリーではないが、一つ一つのシーンの、ちょっとした言葉や、表情、仕草など、微妙な人間関係を人の感情だけで見せる「味のある」「渋い」映画。「人間のあるところ、物語はある」といった感じ。エンドロールで流れる、ジェリー ガルシアの『Smoke Gets in Your Eyes』も良い。